【どうみても】huluのドメイン名騒動と日本弁理士協会の関係を考える【はっぴょん】
少し前に、日本語版huluのドメインがhappyon.jpに変わって数ヶ月。
名称元は英語の happy on なんだろうけど、日本にはなじみがなさすぎる。どう考えても初見では「はっぴょん」だ。
気になって「はっぴょん」とググってみたら、妙なゆるキャラが出てきた。
「はっ」とアイデアを思いついたら「ぴょん」とすぐに弁理士に相談します。
特許・実用新案・意匠・商標などの知的財産権の重要性をアピールするのが特技。
おたまじゃくしではありません。足も本当は生えていません。
(ゆるキャラグランプリサイトより抜粋)
所属はまさかの日本弁理士協会。しかもアドバイスしてくれるんじゃなくて、弁理士に相談する側という設定。
おっとっとのようなフォルムで知財の重要性をアピールしてくるなんて、どういうことなんだろう。「本当は足がない」というのは、きちんと書いておかないと表示法的なものにひっかかるのだろうか。色々と気になる。
アイデアを思いつくのが得意だから、もしかしたらhuluの件は侵害だと騒いだりはしないのかもしれない。それにhappyonが語源だと言われたらそこまでだし。
せっかくだからこういうキャラクターは、見た目だけじゃなくて、きちんとストーリーも作って欲しい。
「弁理士先生!」
「どうした、はっぴょん」
「すごいことを思いつきました!」
「ほう、どんなアイデアかね」
「僕らの動画サイトを作るんです、知財の重要性を世界に発信しましょう!」
「それはいい考えだ、さっそくサイトを作ろう」
「じゃあ僕の名前をとって、『happyon』をつけたいです!」
「日本弁理士協会だから、.jpにしたいな」
「それじゃあ申請〜…できない!」
「どうした、なぜだ!」
「既にサイト名が使われてます!」
「なんだと!」
「ダマで使っちゃいましょうか」
「だめだ、権利の侵害になる!」
「そっか、じゃあ仕方ない!」
「「ダメ!絶対!知的財産の侵害!」」
権利以前に、同じドメイン競合がありえないことに書き終わってから気づいた。