尻押し元祖は、穴まで見せてるポムポムプリンなんじゃなかろうか
先日、尻がすごいキャラクターとして東京ガスのパッチョくんを紹介したが、この手の元祖はポムポムプリンではないだろうか。
ゴールデンレトリバーの男の子という設定は、キティちゃんやマイメロディのような可愛い動物モチーフのサンリオキャラクターの王道であるが、一つだけ他とまったく違うところがある。それは肛門の描写だ。
可愛い女子のノートの表紙に肛門。メルヘンチックなおやつタイムのイラストに肛門。食器の柄に肛門。
パッチョに続いてまた尻の話、しかもより内臓に近しくなって恐縮だが、とにかく登場当時の衝撃がすごかったことを伝えたい。
幸い、ポムポムプリンの肛門は完全に記号化されており、パッチョのような生々しさはないのがせめてもの救いだが、それそのものが肛門であることには変わりはない。
ポムポムプリンにとっての肛門という記号は何を意味しているのだろうか。かわいいものに少しの欠点、スイカに塩的な感覚に近いのだろうか。
いずれにせよ、肛門を見せてはいけないものではなく、逆にポップなチャームポイントとして売り出した地井明子氏の発想はまさに天才だ。