フィクション日記

しょっぱい毎日を生き抜くため、妄想力を鍛えています。

外が丸見えなトイレ

外から丸見えではなく、外が丸見えですよ。前者だったら色々大変なことになりますからね。

 

というわけで、高層ビルのトイレがすごかった。ガラス張りで、外を見ながら用を足せるのだ。

 

「いつでも良い眺めを」みたいなコンセプト説明が入口に書いてあったけど、そんな時まで必要なのか。むしろ外から見えるんじゃないかと不安になる。

 

このデザインの根底は、「解放感への呼びかけ」みたいなものなのかな。

別に設計者が変態とそういう意味ではなくて、「人類皆変態なんだよ、ほら、やってみて気づいたでしょ?」みたいな。

 

ここのトイレを毎日使う人と、普通のトイレを毎日使う人と、ちょっと露出性についてのアンケートをとってみたい。5%水準くらいで有意性でるんじゃないかな。

 

もしくは高所恐怖症の人。

怖い時って漏らすっていうじゃない。もしかしたら、トイレが近くなるのかもしれない。そこでトイレに行くと、さらなる恐怖で膀胱を空っぽにしやすくなる。っていう理屈。

…うーん、これは無理があるか。

本当に怖いひとは、トイレ行かない方向に努力をすると思うし。

 

結論 : 多分設計者かビルオーナーの趣味